東福院とは
東福院は、人皇第106代正親町天皇の天正3年(1575年)に、開基されました。
法印祐賢上人、下護者大沢孫右衛門尉によって創建。
寛永11年(1634年)この地に移転しました。
大日如来を本尊とし、一乗山大傳法院根来寺を祖廟(本山)と仰ぎ、
仏祖釈迦牟尼如来、高祖弘法大師、宗祖興教大師の垂訓により、真言宗の
教風を広めています。
ご住職の言葉
なぜ、東福院が直接参拝型の納骨堂を作るに至ったかをご住職が直接お話されています。
日本では古来より、墓地や仏壇に合掌して先祖祟敬の姿として参りましたが、核家族化、少子化、一人生活などに加えて人々の社会的流動化や、価値観の多様化など、世の移り変わりと共にその護持管理のかたちも今や、都市部では外墓地から屋内墓地(納骨堂)指向へと変わりつつあります。そのような時流の中で、納骨堂の建立は皆さま方の多大なご要望にお応えできるものと確信いたします。
当寺院の納骨壇は、全て外墓地と同じように故人の御霊に直接面して供養できる、本格的な尊厳ある個別室方式です。
住職 妹川 敬弘
いもかわ けいこう
(公式HPより引用させていただきました)
確かに、ご住職の言われるとおり、特に都心では、高齢者の一人暮らしや少子化で墓を守ってくる人がいなくなることなど、お墓の心配がありますね。
また、価値観の多様化で、供養や子孫が参拝しやすいように、遠い田舎のお墓ではなく、交通の便のいい都心にお墓が欲しいという要望も多いようです。
従来の先祖代々の墓の形だけでなく、本当に供養しやすい形を考えてみるこのが大事ではないでしょうか?